APPSプラスEローションの成分表 その1

聞き覚えがなく、日本語離れした文字が羅列するコスメ成分表。

正しい知識を身につければ、本当に欲しいコスメを見つけられるはず !成分をチェックしていきましょう。

 

 

EXC Eローションの成分はこちら

パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na、トコフェリルリン酸Na、ヒアルロン酸Na、ローズ水、グリセリン、ポリグルタミン酸、ポリクオタニウム−51、ペンチレングリコール、キサンタンガム、BG、水、





パルチミン酸アスコルビン酸3Na(APPS)-ビタミンC誘導体

APPS(アプレシエ)とも呼ばれ、アスコルビン酸Na(APS)にパルチミン酸という脂肪酸を結合させた新しいビタミンC誘導体です。
水溶性・親油性の特徴があります。

 

2010年現在、角質層への浸透率が最も高く、これまでの水溶性ビタミンCの10倍から100倍の浸透性を持ちます。

 

その浸透性は表皮だけでなく、真皮にまで浸透できるので、メラノサイトへ直接ビタミンCが働きかけることができ、メラニンの働きを抑え、既にできてしまった色素までをも薄くさせる効果があります。

 

ビタミンCへの変換効率にも優れています。

 

美白・抗酸化・紫外線防止の点においてこれまでの導入剤を超えた効果を発揮する、優れたビタミンC誘導体です。

 

ビタミンC誘導体

トコフェリルリン酸Na(TPNa)-ビタミンE誘導体

油状のビタミンE(α-トコフェロール)のヒドロキシをリン酸化することで、世界で初めて水溶性の性質を持たせることに成功した、親水性と親油性の両方の性質を併せ持つ、両親媒性のビタミンE誘導体です。

 

従来からビタミンE誘導体は、抗酸化・抗炎症作用に優れていましたが、水に溶けにくい性質があるため、水の中では不安定で分解しやすく、高濃度で化粧品や美容液に配合することが難しいとされてきました。

 

TPNaはその欠点を克服し、化粧品や美容液への高濃度での配合を可能にしました。

 

 

皮膚への浸透が早く、皮膚中の酵素(フォスターゼ)によって、ビタミンEへ効率よく変換されます。

 

親水性と親油性、両方の性質を併せ持つため、様々な処方に適しています。
乳化剤としても活用されています。

 

ヒアルロン酸Na

ヒアルロン酸Na(ナトリウム)は、1グラムで約6,000倍の6,000ml(6リットル)の水分を抱え込むことができるというという、驚きべき保湿力を持っています。

 

ヒアルロン酸は特有のとろみがあるので、化粧水や美容液のつけ心地の良い感触を作り出すためにも利用されています。

 

ヒアルロン酸は皮膚へ塗った時のベタつき感がなく、伸びもよいです。
角質層の水分量を上げ、皮膚にも吸収されやすい性質があります。

 

 

空気中の湿度の高低に影響されないので、保湿性を常に一定に保持するという、優れた特性があります。
他の保湿成分との相性もよく、組み合わせて利用すると相乗効果を発揮します。